生紬 袋帯 |
No.35023 〜水衣〜 |
<生紬とは> 生糸(きいと)は、フィブロインとセリシンという主成分でできています。通常、絹糸を作る段階(生糸⇒絹糸)で、精錬(せいれん)が行われ、生糸は、セリシンという成分をほとんど落としたフィブロインが残ります。皆さんが普段着る絹素材の着物は、そのセリシンが落とされた状態の絹糸で作られることがほとんどです。 ですが、精錬の段階で、絹糸を半練りの状態で練ったとします。 つまり、フィブロインはもとより、セリシンが残った状態で、出来上がった絹糸が生紬というわけです。 |
<きものACTの生紬 帯とは> 生糸、本来の味わいを出すため、 座繰りで手引きして引き揃えられた生糸を 縦糸横糸に使用、手機で織り上げられたものです。 その特徴は、 麻のようなザラっとした、 サクッっとした手触り感で、糸自体が固めに仕上がり、 夏涼しく、冬暖かい、 絹糸を使った織物の特徴どおりで、 生紬の糸で作られた織物は、 なおかつ、しっかりとしたハリがあります。 生紬の本来の色合い、風合いを生かした、袋帯。 染を入れず、シンプルで、素朴な高級感、 蚕(かいこ)がつくりだす自然、 天然素材そのままに、 匠がお薦めする作品のひとつです。 商品名:生紬 袋帯 水衣 商品No.35023 素材:生紬100%(帯裏:金糸入、正絹) 長さ 1丈2尺(約4.54m) 幅 8寸2分(約31cm) 産地:京都 西陣 染織匠 与三右衛門 参考上代¥380,000〜 きものACT特別価格 お仕立込み! ⇒¥68,000 +(税) *天然繊維 絹100%です。 生糸の特徴そのままですので、蚕が作り出した節や色など自然のままに紬をお楽しみください。
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おたいこはこんな感じ | ||||||||
横糸に波筬を使ったように、糸自体を使ってよろけのような文様を作っています | ||||||||
しっかりとした生紬の絹糸です | ||||||||
帯裏がついているだけの仮仕立状態です(帯裏は金糸入りです) | ||||||||
柄がわかりにくいので、黒地のものを入れてみました | ||||||||
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