正倉院宝物染織 | |||||||
西陣織 特選 経錦織 天平文様裂地 | |||||||
経錦(たてにしき)は、錦の中でも最も古い歴史があり、漢代より伝統的な技法で織られていた技術が、日本に渡り、およそ1200年以上前にも織られていた織物といわれています。7〜8世紀の飛鳥、奈良時代、天平文化が栄えた頃の法隆寺や正倉院に伝えられている名物裂は、現在に伝わる歴史的な遺品です。 緯錦(ぬきにしき)は、横糸(緯糸:ぬきいと)の色糸によって紋様を織り出すのに対し、 経錦(たてにしき)は、経糸に異なる色糸を使い、その表裏浮沈よって文様が織り出されています。 そのため、経糸も1種類ではなく、3色の経糸を使う場合、3重経となり、 糸自体も極細の糸(通常の1/3の太さ)を使用しなければならず、織るのに大変な苦労と技術が必要になります。 色糸を豊富に、比較的簡単に使える緯錦(ぬきにしき)とは違い、 経糸のみで紋様を表現する経錦(たてにしき)は、そのせいか徐々に廃れていったとみられています。 通常は、横糸の色糸で紋様を表現する織物(帯など)が多い中、 経糸のみで紋様を織り出す経錦(たてにしき)は、昨今でもなかなか珍しい織物のひとつ、 また、正倉院裂にもあるように、後世に残せる貴重な生地のひとつだと思います。 |
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経錦 天平文様裂地No.04701 唐草襷花文錦(からくさたすきかもんのにしき) | |||||||
商品No.04701 商品名: 西陣織特選 経錦織 天平文様裂地 唐草襷花文錦 品質:正反 経糸三色使糸 素材:正絹100% 長さ3丈(約11.3m) ×幅 1尺2分(約38.6cm) 京都西陣 染・織匠 與三右衛門 作 湯のし済み 仕立時可能最大裄 1尺9寸1分(約72.3cm) <適用年齢> 30代〜60代 <お仕立例> 羽織/道行コート/道中着など (*着物にも可能ですが、要尺が足りない分は 別料金になります。ご相談くださいませ。) 市場参考上代¥630,000 →きものACT特別価格¥?0,000 +(税)
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