絣(かすり) 西陣織



 (かすり)
絣とは、先染めの織物で、糸を染める際に、ゴムなどで糸の一部分をくくり、防染し、
染め分けた絣糸で、紋様を表す織物技法です。
絣 糸 製作画像1 絣 糸 製作画像2
絣で染め上げた糸です。 この工程は、絣で染め上げた糸を
解いているところです。
絣 糸 製作画像3 絣 糸 製作画像4
近接撮影。
染まっているところと
防染されている部分がよくわかります
これが、絣で染め上げた元の糸です。
ゴムで縛ってあります。
絣 糸 製作画像5 絣 糸 製作画像6
解いている様子 解いたゴムです
絣 糸 製作画像7 絣 糸 製作画像8
私の手元で写真をとって見ました。
絣 糸 製作画像9 絣 糸 製作画像10
まず、括(くく)られた糸を解きます。 その後、ゴムをはがしていきます
絣 糸 製作画像11 絣 糸 製作画像12
クルクルとまわしていきます。
まるで、テニスラケットの
グリップをはがしているような感じ
下には、ゴムが直接当たらないように、
薄紙が巻かれています。
昔は、
新聞紙で代用したこともあったそうです
絣 糸 製作画像13 このような絣糸を、縦糸や横糸に使い、
織物を織っていく技法が、
一般的に「絣」と呼ばれています。
各産地でも
様々な絣を使った織物があるのは
ご存知だと思います^^

さて、この糸を、
どのように使って織物、着物にするのか、
織物は奥が深いです。
見事に取れました。
高級着物通販【きものACT】